悪質なホームページ制作業者に騙されないためには

悪いSEO業者と良いSEO業者の見分け方

医院・クリニックのホームページは集患・集客アップを高めるためにはSEOは不可欠です。
ですが、中には悪質なSEO業者に依頼したばかりにSEO対策と称して管理費などと絡めて金額を徐々に上げていき、気が付いた時には大きな被害を受けたという事例は後を絶ちません。

まず良いSEO業者と悪いSEO業者を判断する基準を説明します。
業界用語ですが、良いSEO業者の事をホワイトハットといい、逆に悪いSEO業者の事をブラックハットといいます。

SEOの評価基準となる根拠はGoogleガイドラインとなります。
SEO対策とは検索エンジン最適化と言われ、検索結果で上位表示されるように対策をしたホームページを指します。
国内で主な検索エンジンはYahoo とGoogleの2つですが、YahooはGoogleの検索エンジンを使用しており、その事を同じアルゴリズムを採用していると言います。

その為、SEO対策はGoogleの検索エンジン最適化とも言い換えられます。
Googleは、検索エンジンに評価(上位表示)される為の基準を全てウェブマスターに向けてガイドラインとして記載しています。

基本的にGoogleの内容に従う対策がホワイトハット、それに対して様々な手段を駆使して上位表示させる違反的な対策がブラックハットという考え方になります。
ウェブマスター向けのガイドラインは非常に長い長文です。
医院・クリニックのホームページのSEOお考えの方は、ガイドラインの内容を意識して対策するようにします。

ブラックハットSEO業者の特徴

主な対策としては、外部リンクの設置です。

確かに現在も外部リンクに対する評価は高い傾向にあり、外部リンクの数を増やせば比較的短期間内に検索順位が上昇する可能性はあります。

しかし、ブラックハット業者は外部リンクを数本設置しますというプランを打ち出してくることが多く、このようなやり方は原則全てブラックハットSEOです。
外部リンク自作自演で設置する時点でGoogleからペナルティを受ける危険性がありますのでこのような業者は相手にしない方がよいでしょう。

キーワードのみを意識したコンテンツレベルの低い文章を大量に製作する

SEO内部対策として、医院・クリニックのホームページ内の記事を増やすプランを提供しているブラックハット業者も増えてきています。

記事やコンテンツの施策だから安心ということはありません。
対策したいキーワードの含有率のみを意識した文章は、コンテンツが低品質となりSEO的な効果が得られないどころか評価を下げる要因になります。

ブラックハットSEO業者と判断できるポイント

外部リンクの品質の良さをアピールしてくる

上述したとおり、外部リンクはいくら質がよくてもGoogleペナルティの危険性が常にございますので、言葉巧みに説明されても用心しましょう。

上位表示している大きなキーワードを事例として提示してくる

ブラックハット業者も日々研究していますので、外部リンクの話しを出さなくても、検索数の多いキーワードで上位表示出来ている事例でSEO対策を説明する業者や数ヶ月で結果を出すと表現業者は疑った方がよいでしょう。
ホワイトハットSEO業者は、大きなキーワードで上位表示を狙う事はありませんし、そもそも本質的ではありません。

ホワイトハットSEO業者の特徴

主な施策はGoogleのガイドラインに違反しない対策です。
つまり、外部リンク時に自作自演リンクの設置をしなく、高品質コンテンツ作りを行います。

ホワイトハットSEO業者と判断できるポイント

被リンクは自然リンクのみに絞る。
「※被リンクと言う単語が初めての方も多いと思いますので、最下部にリンクの単語説明を記載します」
外部リンクの提供は行わず、コンテンツ重視(訪問者目線)を提案してくる業者はホワイトハットです。

良いホワイトハットSEO業者を選ぶには、正しいSEOの知識が必要です。
ブラックハットSEO業者の依頼されてしまう医院・クリニックに共通していえる事は、依頼される方にSEO知識が無い事が挙げられます。

ブラックハットSEO業者に騙される前にSEOを一通り勉強しておくと良いでしょう。
何よりも医院・クリニックのホームページは訪問者を優先するコンテンツ制作ができるSEO業者を選ぶべきです。

ブラックハット業者とホワイトハット業者の判断基準になるポイントは、良質なコンテンツがメインか・訪問者を見据えているかどうかに集約されます。

医院・クリニックのホームページを制作する立場として、クライアントだけではなくクライアントが抱える顧客(訪問者)の利益までを考える事ができるような企業であれば、まずブラックハットのような手段は取らないでしょう。
Googleガイドラインも、訪問者やユーザーの利益に重きを置いた考えを規定しているので、医院・クリニックのホームページが経営者の自己満足ページではなく、訪問者等のユーザーファーストと同義語だと理解しましょう。

リンク説明

まずリンクとは「方向」を示す2種類存在します。
1,被リンク:ページがリンクを受けている
2,発リンク:他のページへリンクを発している

次に、サイトの属性を示す2種類が存在します。
1,内部リンク:自サイト内のページ間でのリンク
2,外部リンク:自サイトと他サイト間でのリンク

上記の組み合わせより下記の4種類のリンクの呼び名が存在します。
内部被リンク:自サイトから自サイトへ受ける
外部被リンク:他サイトから自サイトへ受ける
内部発リンク:自サイトから自サイトへ発する
外部発リンク:自サイトから他サイトへ発する